NATSUMEN@心斎橋janus (2011.10.25)
■セットリスト
- No Reason up to the Death
- Atami Free Zone
- NATSUMAN(新曲)
- 夏休み(新曲)
- Whole Lotta Summer
- 東京(新曲)
- 三軒となり(新曲)
- Cicadabrot(別名:SOSU、素数。無料配信していた曲)
- Septemujina
- Natsu No Mujina
アンコール
- Newsummerboy
Twitterで知ったかぶりしたのを反省しながらして作ったセトリ完成版。
久々にNATSUMENが大阪にワンマン演りにやってきてくれたのでお出迎えした。
前はクアトロだったのだけれどクアトロが無くなってしまったので?今回はjanusに舞台を移してのライブ。janusは新しくできた梅田シャングリラ程のサイズの箱。フードが頼めたりとちょっとお洒落感アリ。
本来レコ発になるはずだったツアーのなのだけれど、肝心のアルバムが完成せず「レコ発延期ツアー」となってしまったこのライブ。セットリストの通り、新曲と旧曲が半々位の演奏となった。新曲は現在9曲ほど作っているそうなのだけれど、まだまだ曲を作りたいとのことで新譜はもう少し先になりそう。延期は残念なのだけれど、折角久々に新譜が出るのだから納得できる作品を作って欲しいのも確かで、期待して待ってる。
さてライブ。NATSUMENの要となるキーボードが、蔦谷好位置さんから野村卓史さんに変わったのだけれども、全く問題なかった。野村さん、蔦谷さんとはまた違った狂ったプレイを魅せてくれて安心。色々なバンドに参加しているプレイヤーはやっぱり地力があるね。
No Reason up to the Deathにて、管楽器部隊が高らかにライブの開幕を告げる。カオス展開から管楽器がキメのフレーズを吹く流れで、ああNATSUMEN始まったなと実感。Atami Free Zoneで夏を確信。
新曲はNewsummerboyみたいに馬鹿盛り上がりするタイプではないけれども、5拍子?と7拍子と8拍子あたりの拍子が唐突に切り替わる変態変拍子曲の「夏休み」や、日本的なリズムを感じさせる「東京」など、新たなNATSUMENのステージを感じさせるテクニカルな曲が多かった。新譜が本当に楽しみだわ。聴き込んでライブでがっつり盛り上がりたい。
Natsu No Mujinaはセンチメンタルとカオティックの間を行き来する、NATSUMENのラストに相応しい曲。アンコール前の定番なのかな。この曲はライブで聴くと涙腺に来るわ。
そしてアンコールは当然温存していたNewsummerboy。Newsummerboyを演らなかったら脳内で暴動が発生するところだったので良かった。……いや、絶対やると信じていたけれど。最後はAxSxEさんが弦を切りまくって完全燃焼終了。
AxSxEさんのMCも前回同様絶好調で素晴らしかった。前見たライブでも言ってたけどタージン好き過ぎ。あと、今日はこんなだけどいつもはもっとキレイなんですよーとか、今日はお父さんがあの辺りに来てまーす、とか色々唐突に言い出す。何の脈絡もなくいい加減なことをサラサラと言える人に憧れるわー。
ちゃんとレコ発したら是非もう一度ツアーして欲しいなー。