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ヨッス! オラ長州ちから!(進行方向別通行区分/OA:イツキライカ)@神戸スタークラブ (2012.08.11)

セットリスト

  • 脱東京(新曲)
  • 夕暮れビーチ、駆け込みキッス(新曲)
  • ちょこっと結婚
  • ニュートリ子
  • こわもて雰囲気美人(新曲)
  • ギョーザ・ミーツ・ガール(新曲)
  • 不惑(誘惑)
  • 完璧な右折
  • ストローになりたい
  • 大盛りダルタニャン
  • 庭になりそう
  • 森の妖精ペチャパウナー
  • てつはう
  • UFOバックオーライ(新曲)
  • 自治会長鬼山
  • バリボー
  • 梅を吸いすぎた男

〜中座〜

  • 真・海の王者タコ
  • 独身ボクシング
  • 宗谷岬はるかなり
  • 大塚娘
  • 五反田ふっとんだ
  • 寝台特急寝太郎(新曲)
  • 池袋崩壊
  • 夏男の春
  • 理論武装
  • 白兵戦
  • メールぽいぽいが現れた!(新曲)
  • 仔犬大佐、挙兵。(新曲)
  • You Say ? 民営化

入場〜イツキライカ

進行方向別通行区分が急遽関西でライブ二連戦することになったので、どちらも観に行くことにした。お盆は進行方向別通行区分がライブをする貴重な機会なのだけれど、それをメインの活動場所である関東では無くて、関西に割いてくれたことがありがたい。

一戦目の土曜日は神戸スタークラブ。三ノ宮近くの高架下にあるライブハウス。よく考えたら翌日の福島2ndLINEも高架下だし、高架下二連戦なのか。観客は50人程と意外に少ない。結構翌日に大阪でライブがあるのでそちらに行く予定の人が多いのだろうか。一人で観に来ているサブカルキッズめいた風体の観客が多く、ああ進行こじらせてるなこの人達……と思う。

今日のイベントは「アニス&ラカンカ」と「進行方向別通行区分」の対バンにオープニングアクトが「イツキライカ」という構成だったのだけれど、対バンの一バンド「アニス&ラカンカ」が会場に到着できず(!)キャンセルになるという、まさかの事態。進行のワンマンといった様相になってしまった。

まず、オープニングアクトのイツキライカ。上手い!バンドやれば良いのに!と思ったら、スーパーノアのボーカルだった。これは内心で失礼した。

進行方向別通行区分

そして進行方向別通行区分。スタークラブはステージ横幅が狭いので、三人横に並ぶことができないからどういう配置になるのかなと思ってたら、ステージと客席の間にある通気口(マイクスタンドをおける程度の幅があり、ステージよりちょっと高い)に、田中(Vo/G)とくそネジ(G)がお互い向き合うような形の配置が現れて、観客動揺。その後ろのステージスペース右(くそねじの後ろ)にアンソニー(B)、ステージ奥にアイキャンフライ(Dr)、といった3Dな配置になった。なにせ前列が田中&くそネジと異常に近いので、こちらのテンションも自ずと上がってくる。

SE流しながらセッティングからSE喰い気味で開始。いきなり新曲二連発。「脱東京」は進行のセンチメンタルサイドが滲み出た良曲。その後の「夕暮れビーチ、駆け込みキッス」は知らなくても面白いし踊れるし癖になるという、実に進行っぽい曲で、徐々に盛り上がってくる。

「ちょこっと結婚」ではサビでくそネジがキレのある仁王ポーズをキメて爆笑。そうそうこれを、この格好良いのに残念な真部さんを観に来たんだよ!と心が満たされる。

「こわもて雰囲気美人」は進行には珍しく、裏を取るリズムでイントロから攻めてくる新曲。ベースが異常に面倒臭い曲でアンソニーも思わず苦笑い。「ギョーザ・ミーツ・ガール」で新曲ラッシュも一段落、旧曲に入ってくる。そろそろ前半戦終了の頃合いかなーどの曲で一旦ステージ袖にはけるのかなーと思いながら演奏を聴いているんだけど、どうもそんなきっかけになりそうな曲が演奏されない。「自治会長鬼山」でくそネジ の「俺に言え」ドヤ顔から締める?いや、締めない。あれ?今日はもしかして途中で終わらないの?と首をかしげていると、「梅を吸いすぎた男」で一旦はける展開に。この時点でもう17曲も演ってるんだけど……。対バンがキャンセルになったから大量に曲を演ってくれているのかなーとなどと思う。

この「梅を吸いすぎた男」では、サビでくそネジが演奏止めて踊り出したり、田中が「いえいえそうは言いますものの〜」の部分を繰り返しつつ、「Say!」と客席に振る、さらに観客にマイクを渡して歌わせようとする一幕も。それはさすがに高度だわ……。

入場のSEをさらっと流して再登場、再開。「宗谷岬はるかなり」ではラストの「アイキャンフライ」でアイキャンフライが田中とくそネジの間に割り込んで踊り出す。この辺りから田中もくそネジも暴れ出していよいよ空気がおかしい。

新曲の「寝台特急寝太郎」辺りから田中のMCの舌も回ってきて、さらに雰囲気が混沌としてくる。神戸なのに何故か「ここ『京都」では」とやたら京都を推したがる田中、淡路島の成り立ちを説明する田中。田中の中では神戸=淡路島イメージなのかも……。

……いやいや、それにしても何曲演るんだ……でも「池袋崩壊」と「理論武装」演らずには終わらんだろうからまだまだ終わりそうにないな……なんだこの夢の国……と思っていたところ、「池袋崩壊」が演奏されたのが24曲目。「理論武装」は26曲目。もうこの曲数だといい加減体力も尽きかけだろうに、むしろ熱量が上がってきている四人の演奏には、もう感動しか無い。池袋崩壊や理論武装ではアンソニーも前に出てきて、異常にバキバキ高速なベースを観客にアピールしてくるのが熱いわ。

「メールぽいぽいが現れた!」辺りから、田中がしきりにMCで「ふわふわ感」について悦弁を奮う。曲のふわふわ感は聴き手にふわふわ感が無いとちゃんと受け取れないのではないか、といった内容、だった、ような。新曲の「メールぽいぽいが現れた!」は良いなあ。サビが癖になる。

ラストは「You Say? 民営化」。この曲のライブアレンジ格好良いな。最初にラップっぽいフレーズの部分から入って、「ちっちゃいな!太平洋!」でぶち上げる展開にしている構成が熱い。もしかしてRemixじゃない原曲がこういったアレンジなのかもしれないけど。

全30曲。この時は対バンがキャンセルしたからこの曲数だと思っていたけれど、そうではなかった事に気付くのは明日の出来事。